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*****コーチングラボウエスト月刊メルマガ【vol.35】 ***2006. 8. 4********

▽ INDEX ▽
【 新・連載 】・・・ 平澤のファシリテーション物語
【 トピックス 】・・・ 事務局笠原の京都在住3ヶ月
【今月の一冊】・・・ レインボー森川のお勧めこの一冊
【お 知 ら せ 】・・・ 8月以降の公開講座のご案内

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★ 本山の連載は今回はおやすみです。

【新・連載】 ――――――――――――――――――――――――――――☆
          平澤が送るファシリテーション物語
       【ファシリテーター  ママセーヌ・チポン】
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こんにちは!広島に在住のラボ・メンバー平澤です。

この度から、「人間関係・教育ファシリテーション」をテーマに物語の連載を始めることになりました。よろしくお願い致します。(なお、この物語は、事実を基にフィクション化しています)


 【ファシリテーター ママセーヌ・チポン】

第1回「始動」

 私はファシリテーターという仕事をしている自称27歳、実年齢不詳のママセーヌ・チポンという。
もちろん、美人でお茶目なファシリテーターのプロフェッショナルだ。組織に雇われ、組織の活性化を援助する指名を与えられ、力の限り組織に尽くす、女の中の女である。お呼びとあらば、東へ西へ、北へ南へと疾風の如く飛び回るが、気が乗る仕事しか引き受けない。プロには、気難しさが必要だ。。。

 私には助手がいる。
自称50歳、実際は37歳のタッポンである(年齢を偽る意味がいまいち良く分からない)。37歳なのに、ビールの飲み過ぎでお腹が出ているので、私がそう名付 けた。 

 彼の素性は知らない。が、彼は、噂に聞いていた私に憧れて、ファシリテーター修行をするために、私の事務所にやってきたという。助手でいる理由はそれで充分だ。

「チポンさん、仕事しないんですか?」

 そういえば、ここ2〜3ヶ月、仕事もせずにゴロゴロしていた。
そろそろ仕事をしなければ、風呂上がりの一杯のビールも飲めなくなってきている。
 カネは天下の回りもの。ある時はあるが、ない時はない。そして今は、一銭もない。

 私は横目でちらりとタッポンを視た。
タッポンは白い目で私を見ていた。どうやら私の助手になったのを後悔ているようで、その上、本当に私がファシリテーターなのかどうかも、疑っているようだ。
 事実、彼がこの事務所に来てから、私は一度も仕事をしたことがない。

 タッポンにも困ったもんだ。彼はいつも、本音をノンバーバルで表す(白い目)。本音は決して言わないが、本音は必ず伝えてくる。怖い。
小姑みたいだ。

 渋々デスクのパソコンでメール受信を始めた。
長い間、パソコンも触っていなかったせいで、受信に時間がかかるためテレビをつけようとリモコンを持ったとたん、また白い目光線を浴びせられた。やれやれ、今日の白い目光線はやけに強烈だ。

 ようやく受信が終わってみると、私は驚いてぶっ飛んだ!
受信数が一万を軽く超えている。私はうんざりした。
送る相手は私一人に送るから良いかもしれないが、受ける私は複数から受け取る訳だから返信に大変な時間を費やすことになる(私は屁理屈が好きである)。

 「ふぅ〜〜〜」と大きなため息が出たが、同時に白い目光線を感じたので、あわてて画面に目を戻し、メールに目を通すことにした。本当に、監視の目が厳しい。

 ところで、わたしは一通のメールに目が止まった。
総合福祉施設「ふくろうの森」の地域福祉課長ビシバシ氏からのメールだった。


 ― チポン殿。お元気ですか? 
さて、重要な事態発生故、一度我が施設にご足労いただけませんか? ―


 「ふくろうの森」は社会福祉法人で総合福祉施設である。
介護サービスから地域福祉活動に至るまで、幅広い活動で地域に支持を受けている施設だ。以前は、地域福祉だけをしていたが、昨年、他の施設と合併し、新たに介護サービス事業が加わり、組織規模も4倍になり、活動範囲も4倍に大きくなった。
 実は、まだ合併をしていない頃、ビシバシ氏の依頼で、ファシリテーターとして雇われていた。


 重要な事態とは何だろう?


 何はともあれ、懐かしさもあり、早速ビシバシ氏に会いにいくことにした。そうと決まれば話は速い。私は、既にファシリテーターとしての使命感に漲り、血液は激しく逆流し(比喩なり)燃え始めていた。

 わたしは奥の部屋でよれよれのジャージからスーツに着替え、化粧をしながらタッポンに言った。

「タッポン!仕事よ!すぐに車を出して!!!」
「本当に仕事ですか?怪しいなぁ。。。」
「行くの?行かないの?どっち?さぁ!さぁ!どっちなのよ! 文句を言うなら、置いてくわよ!」

 タッポンは驚いたような顔をして私を見た。
そうそう、ゴロゴロしている私しか見たことがないのである。化粧しているのも初めて見たのだろう(いつもは、眉無し女でぼさぼさ頭)。まるで、目玉が飛び出しそうなほどの驚き様である。まったく、白い目光線を送ったり、目が飛び出したり、忙しいノンバーバルだこと。


 私は、事務所のドアを開けて叫んだ。
「あと、10秒しか待たないわよ!10、9、8、7、、、」
タッポンにとって恐怖のカウントダウンが始まった・・・。

                          次号へ続く

 ◆ノンバーバルとは・・・バーバルは言語。ノンバーバルは非言語。
  非言語の表現は、言葉以外の表現全てで、例えば声のトーンや速さ、動作やジェスチャー、あるいは顔の表情などがある。日本では「目は口ほどにモノを言う」などのことわざが有名であるが、それも「ノンバーバルがどれほど相手の言いたいことを表現しているかを皮肉ってある。


 【 トピックス 】―――――――――――――――――――――――☆
         新事務局笠原紀美子の京都在住3ヶ月
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皆さまのご好意で京都で生活するようになり、3ヶ月が経ちました。
よく「もう、京都に慣れました?」と聞かれますが、前世は京都にいたのではないかと思うくらい、最初から馴染んでおります。私の好きな京都の印象です。

”はんなり”という言葉がぴったりの京都。
若いころから京都の雰囲気が好きでしたが、まさしく京都の雰囲気は”はんなり”ですねえ。

電車に乗っても、通りを歩いてもおっとりとした感じがします。
びっくりしたのは、繁華街の中に小さなお寺が商店と同じようにちょこんとならんでいること。
全然違和感を感じないのはさすが古都・・京都・・・

京都に来てはや3ヶ月経ちましたが、観光はまだ八坂神社のみ。
修学旅行で見たはずなのに全然記憶に残っていなかったなあ・・・
家の近くに壬生寺があるので行こうと思いながらも、近くだからいつでも行けると思い、後回しになっています。

先日は雨の降る中、祇園祭を見に行きました。
山鉾の上からお囃子の笛や鉦、太鼓の音が生で流れる中、祭りの風情に満たされた四条通を烏丸から大宮まで歩き、祇園祭りの雰囲気を堪能してきました。

京都らしいといえば、和菓子がおいしいこと!
甘い物好きの私には上品な甘さがたまりません。

おいしいものを食べ、私の好きな町、京都を楽しんでいます。 
                (事務局 笠原)

★事務局笠原さんは1年の予定で、単身愛媛から来ています。
気軽に声をかけてくださいね〜(編集長)

   
【今月の一冊 】 ――――――――――――――――――――――――☆
       ラボメンバーのお薦めの一冊をご紹介
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    『鏡の法則』   野口 嘉則著  

総合法令出版  ISBN4-89346-962-2

「人生の現実は私たちの心の中を映し出す鏡である」という心の鏡の法則。
言い換えると「自分の心の波長にピッタリな出来事が起きる」と著者はつづけます。すでに読まれている方も多いと思いますが、おすすめの書として紹介させていただきます。

 森川 朕光(まさみつ) 静岡県 

          □         □         □

この一年半、人間関係の中で「ゆるせない」と思えることがどういうわけか増えてきた。
今までにない自分の変化にとまどい、苦しむことになった。
そして、奥底に蓋をしてしまいこんできた過去の感情の呪縛に気づきはじめた。
これは自分の心の内側を観つづけ、それに気づけるようになったからともいえる。

そのような状況の中、『鏡の法則』を手にする機会を得た。
この本を読んで、あらためて気がついたこと、それは…
相手の存在、行動が「ゆるせない」のではなくて、自分自身の内側にある課題や、捉われているものに「ゆるせない」自分がいること。まさに自分自身を「鏡」を通してみて、起こっていた反応だった。

そして、「自分自身」を「ゆるせない」ことがいかに自分の自由とやすらぎを奪っていることに気がつくことができた。
そういう意味では、現実という鏡を通し、自分と向き合い、自分をゆるし、自身の自由とやすらぎを得るための実践の書ともいえる。

巻末に「ゆるすための8つのステップ」が収録されています。
ぜひ、実践してみてください。

読めば1時間もかけずに読み終えてしまう本ですが、感動の涙を流すだけではもったいないと思います。
少しでも一歩を踏み出すことを、著者は願っているように感じるし、私もそう思います。


私は2006年6月初頭、鎌倉の海を前にして、友人(コーチ)の協力のもと実際にやってみました。

<わたしをゆるすための8つのステップ>

1)ゆるせない人、その行為をありありと思い起こす。
  そして充分味わう。
  
2)大きく広い海と風にむかい、思い切り、感情をぶつける。
  吐き出したものすべて受け止めてもらえる気持になる。

3)感謝の感情の動機に思いをはせると同時に、相手の行為の肯定的な動機や相手の未熟さ、弱さを客観的にみていく。

4)感謝できることを次々と想う ※コーチに次々と告げていく

5)「自身の自由とやすらぎのため」に相手をゆるす宣言を海に向かって行う。
  また、「〜さん、ありがとう(ございます)!」と海に大声で連呼する。
  石を海に投げながら、感謝の言葉を連呼する。

6)謝りたいことを思う。 ※コーチに伝える

7)その人との関係を通じて”何を学ぶことができたか”をふりかえるどうして「ゆるせない」感情が起きたのか?
  その奥にあるものをひとつひとつ丹念に観る。 冷静に観ることができる。
  自分の大切にしている価値観がより明確になる。
8)「〜さんをゆるしました」と宣言する。許せない気持ちがまだあっても声にだす。今の気持を言葉にする。

  すべては自分自身をゆるすために…。 好きになるために…。



 【お知らせ 】  ―――――――――――――――――――――――☆
    8月以降開催のラボ公開講座
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★今後の講座のお知らせです

  9月23日(土) 月例勉強会
  9月29日(金)-30日(土) 会議運営ファシリテーション
 10月6日(金)-7日(土) 人間関係ファシリテーション
                 
  〜詳細についてはHPをご覧ください〜

メルマガ上でご案内の催しについてのお問い合わせ、お申し込みは info@coachlabo.com(担当:笠原) まで。
  
 ★ 5・6・7月のコーチング研究会は、ラボ研究会員の桂田氏の「NLPとコーチング」ということで、NLPをコーチングに活かすエッセンスを体験させていただきました。ミラーリングのワークや、同じ質問を繰り返すワークなどで、不思議な体験をしたり思いもしなかった自分の答えに驚いたりしました。

 2006年後期9月は再び会長本山の「状況対応型リーダーシップとコーチング」です。お楽しみに。(編集長)

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◆発行   コーチング・ラボ・ウエスト
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◆編集   兼重 尚子

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