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*****コーチングラボウエスト月刊メルマガ【vol.36】 ***2006. 9. 8 ********

▽ INDEX ▽
【 新・連載 】・・・ 平澤のファシリテーション物語
【 トピックス 】・・・ラボでこする!玉置成行
【今月の一冊】・・・「ありがとう」山本崇史
【お 知 ら せ】・・・ 9月以降の公開講座のご案内

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★ 会長本山の連載はおやすみです。

【新・連載】 ――――――――――――――――――――――――――――☆
          平澤が送るファシリテーション物語 
       【ファシリテーター  ママセーヌ・チポン】
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第2回「ややこしいタッポン」

 タッポンがカウントダウンのゼロまでに支度が終わらなかったのは、言うまでもない(と言うか、何もしなかった)。ここだけの秘密にしていただきたいが、かれは一つのことを同時にできないので、何かをしているときに話しかけると(しかも急用で)ホワイトアウトしてしまうのである。

このときも、わたしがゼロまで数える間、ただ呆然と立ちすくんでいた。
暇なヤツである。
これ以上は待ってはいられないので、置いていくことにした。
「悪いけど、急いでいるので行くわね。バイバイキ〜ン」

そういったのも束の間。今度は私が驚く番だった。


タッポンは、なななななんと!
目に涙を溜めて寂しげに私を見ているのである。

  得意の、ノンバーバル大作戦か!?

「どうしたの、タッポン。言いたいことがあるんだったら、言ってくれないと分からないでしょう。どうしたの?」

「・・・・」

「分かったわ、じゃぁあと10カウントするまでに言って頂戴!10・9・8・7・6・・・」
「そんなこと言わないですぐ支度しますから連れて行ってくださいよ」
「お、ゼロまでに言ったのね。それと、要するに着いて来たい訳ね。それで涙ぐんでいるのね?」
「そんなにはっきり言わないでください!」
「はっきり言わないと私は分からないんだよ!ごちゃごちゃ言ってる間に、 さっさと支度しな!(かなり短気)」

「・・・←怯えている」  ・・・何故だ?

「あ、ごめんごめん。いま、わたしイライラしてるのよ。 早く出かけたいし、事情は車の中で話すから、できる限り急いでくれる?」

「はい!(急に元気)すぐ支度します!」

------10分後------

10分後、二人は車の中でふくろうの森の話をしていた。

ふくろうの森は新設業務が加わり、規模が膨らんだ総合福祉施設であること。社会福祉課長のビシバシ氏は、合併前までは地域福祉の会社の責任者で、その時期に、わたしはファシリテーターとして組織活性化の支援をさせていただいていたこと、この度、そのビシバシ氏から緊急案件を匂わすメールをちょうだいした こと。

そのような訳で、今こうしてふくろうの森の本社屋のある南狭本土町に向かっているということを。

 (おっと、付け加えると運転はタッッポン。チポンは後部座席で大好きなベビースターラーメンをボリボリ食べていた)

さて、わたしはこの話をタッポンにするために(書けば7行なのに!もぅ〜!)、ふくろうの森までのドライブ時間2時間を目一杯費やさねばならなかっ た。

理由・・・・↓
これもここだけの話にしてほしいのだか、タッポンは、私の話を端から端から奪っていき、自分の経験話を始めたり、話の途中で話の結末を想像&創造してしまうため(クリエイティブなのかどうかは疑問)、内容の軌道修正をかけることが多いのだ。

  といっても、これはファシリテーションスキルの一つ。
  話の目的からそれていれば、多少は待つが本来の目的に戻すように働きかける必要がある。

  わたしは、  「ねぇ〜、話を元に戻したいけど良い?」
  とか、  「その話は後で聴くけど、今は急いでいるから元々の話に戻ろ」
  などと、軌道を修正しました。


さて、そんなこんなで説明も終え、タッポンに理解ができたかどうかの確認をとった頃、ちょうど現地に到着。新社屋(ふくろうの森本社)の前に車を留めた。


とのとき、
「キョエ〜??きょえ〜!!キョエ〜??きょえ〜!!キョエ〜???」
(こだま風に読んでください)
と素っ頓狂な声を出したのは、もちろんタッポンであった。
ま、社屋の壁は鮮やかなオレンジ色(屋根も)で、ラメ入りの建物なので仕方がないことでもあるが、類稀なる声であった。

「どうしたの?」という私の問いに
「何でもありませんよ、シャックリが出ただけです」とタッポン。
そのわりには、目の玉が飛び出している。


私は言った。
「ファシリテーターを目指すなら、コンテントだけで相手と関わってはいけません!」

   ◆コンテント・・・話し合われている内容などのことで、表面化されていること
   ◆プロセス・・・・今ここで起こっていることで、表面化されていないこと

   例)●コンテント
     「キョエ〜??きょえ〜!!キョエ〜??きょえ〜!!キョエ〜???」
      と素っ頓狂な声を出した。
     「何でもありませんよ、シャックリが出ただけです」
      そのわりには、目の玉が飛び出している。
     ●プロセス
      (うわーびっくり!何だこの色?趣味悪〜!)
    *注意 プロセスは本人に教えてもらわなくては分からない。
        この例は、あくまでも空想の例である。

(つづく)


 【 トピックス 】―――――――――――――――――――――――☆
       たまちゃんの「ラボでこすってみる!」
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【ラボでこすってみる!】

コーチと名乗るようになって1年が経った。紀伊半島の中部に住んでいるので、気軽にと言うわけには行かないが、月に1回は京都のラボにでかけている。

なかでも一番のお気に入りはコーチング・セミナーのエッセンシャル・シリーズだ。この一年でリマインド(再履修)も含めて数回出席したはずだ。昨秋だったか、「効果的な質問を学ぶ」エッセンシャルUに参加し、セミナー終了時に「自分が質問を学ぶのは、まだまだ早すぎる」と感想を言って、ファシリテーター役の下村コーチの苦笑を誘ったことがある。この時は、よい質問をすることに気をとられて相手の話を聴けていない自分を痛感していた。

ところがその次、三たび参加したところ今度はまったく違ったものが手に入った。「優れたコーチは3つのコーチング戦略をもっている」という言葉を聞いたことがあるが、そのうちの1つをいま手にした、という確信を得られたのだ。

不思議なのは、同じプログラムなのに参加する度にまったく違ったものに見えるということ。そして、コーチングのスキルを学習しつつも、もっと大切な「人間観」というものを痛感した瞬間・・・。
スキル云々の前に相手の可能性を信じるという姿勢を身をもって教えられ、初めて理解したのはこの時だったのかもしれない。

「試金石」という石があるそうだ。金をこすりつけ、その条痕で純度を調べることができる。・・・ラボは試金石だ。今の自分をこすりつけることで、自分の状態を知り、次のステップを知ることができる。
みなさんも、今の自分をこすりつけてみませんか?

                             (玉置成行)

【今月の一冊 】 ――――――――――――――――――――――――☆
       ラボメンバーのお薦めの一冊をご紹介
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『ありがとう』
高木善之(NPO法人ネットワーク「地球村」代表)著
『地球村』出版  ISBN4-902306-14-X


この「ありがとう」は、本というより小冊子。ものの十数分で読めてしまえるほどの分量です。
でも、この小冊子は見たとおりの小冊子なのでしょうか。
それは、ある意味錯覚かもしれません。

のどがとても渇いた時って、たっぷりあったペットボトルの水が瞬く間に体の中に吸い込まれていくように、あっという間に心に染み渡っていくんです。

この「ありがとう」にちりばめられた12ものお話が。
その中での僕のお気に入りは、ある女の子の作文によるこんなお話。

 きょう私が学校から帰ると、お母さんがこう言いました。
 「お兄ちゃんの机を拭いていて金魚鉢を落として割ってしまった。もっと気をつければよかったのに、お母さんが悪かった」

 するとお兄ちゃんは「僕が端っこに置いておいたから、僕が悪かった」って言いました。

 でも私は思い出しました。きのうお兄ちゃんが端っこに置いたとき私は「危ないな」って思ったのにそれを言わなかったから、私が悪かったと言いました。

 夜、帰ってきてそれを聴いたお父さんは「いや、お父さんが金魚鉢を買うとき、丸い方でなく四角い方にすればよかったなあ。お父さんが悪かった」 と言いました。そしてみんなが笑いました。

 うちはいつもこうなんです。

 うちの家はいつもみんなが悪いのです。


著者の高木さんご自身の朗読でこの話を耳にした時、僕も思わず笑ってしまいました。

特に、 ”うちの家はいつもみんなが悪いのです”というところに。

この小冊子は、数千回もの講演において、子育てやいじめ、人間関係に関する数多くの悩みの相談を受けている著者が、自身感じたこと、出合ったエピソード、思うことを短くまとめ、よく受ける相談の解決の糸口を見出してもらえればという思いで作られたもの。

このほかの素敵なお話は、是非みなさんの目で、心で感じ取ってみてください。

そして、この”ありがとう”の輪がどんどん広まることを祈っています。

最後に、このとっても素敵なお話をみなさんにお伝えできることに、心から、”ありがとう”

           (山本崇史)

※本書は、書店等では入手できません。
 お問い合わせ、申込みは、下記までお願いいたします。
 一冊250円です。

 『地球村』出版
 ネットワーク『地球村』事務局内
 
 〒530-0027 大阪市北区堂山町1-5 大阪合同ビル301号
 TEL:06-6311-0326 FAX:06-6311-0321
 HP:www.chikyumura.org Email:office@chikyumura.org

 【お知らせ 】  ―――――――――――――――――――――――☆
    9月以降開催のラボ公開講座
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★今後の講座のお知らせです

 9月23日(土) 月例勉強会
 9月29日(金)-30日(土) 会議運営ファシリテーション
 10月6日(金)-7日(土) 人間関係ファシリテーション
                 
  〜詳細についてはHPをご覧ください〜  

メルマガ上でご案内の催しについてのお問い合わせ、お申し込みは
  info@coachlabo.com(担当:笠原) まで。
  
 ★9月の月例勉強会は会長本山の「状況対応型リーダーシップとコーチング」です。お楽しみに。(編集長)


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◆発行   コーチング・ラボ・ウエスト
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◆発行人 下村 裕篤
◆編集   兼重 尚子

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